長期的に売り上げを伸ばしたいならERPが最適

FVCプランナー Enterprise Resource Planning





売ることからもシステム導入を検討するならERPを選択すべき!

執筆者 大庭聖司 大庭 聖司
株式会社BUDDYHOOD 代表取締役
LEC東京リーガルマインド講師、東京都よろず支援拠点コーディネーター
中小企業診断士

1.はじめに

多くの事業者がオンライン(インターネット)やオフライン(実店舗)で購買してくださった顧客と、長く良好な関係を築くことを目標としているはずです。



将来を考えてERPに

ただし、インターネット販売を売上の主力とする事業者であっても、顧客に適切なタイミングで、適切なコミュニケーションを取っていないために、リピート販売を取りこぼしているケースを多く見かけます。
そのような機会を取りこぼさないための基本的な考え方とERPの関係について説明します。



2.顧客維持の方が圧倒的にやりやすい


「1:5の法則」というものがあります。
これは、顧客獲得のためにかかるコストは顧客を維持するコストの5倍かかるということです。

このような法則名を知らない方でも、一般に、顧客を獲得することは難しいことは想像できると思います。

一方で、すでに購買したことのある顧客は、データさえ取ってしまえば、性別、年齢、どんな商品をいつ購入したか、といったデータを容易につかむことができます。
そのため、顧客に合わせた提案を行うことができるようになります。



3.なぜ多くの事業者が顧客維持に力を入れていないのか

このような事実があるにも関わらず、インターネット販売が専門の顧客でさえも、SEOやリスティング対策に精一杯で、顧客維持には手が回らないという顧客が多くあるのでしょうか。

これまで様々な経験上、次のような理由があると感じています。

①データ分析まで考慮したシステム導入を行っていない
システム導入の動機の多くが、「煩雑になってきた業務をできるだけ変えないで、システム導入によって効率化を図りたい」というものであると感じています。
気持ちはわかるのですが、現状生じている業務そのもののムダを排除しないで、そのままシステム化してしまう場合、
自社のデータベースは非常に“独特な構造を持つもの”になります。
独特な構造を持つデータベースを解析するには多くの手間がかかってしまいます。

②データ解析の能力や時間が不足している
今どき、どのような事業者であっても例外なくといっていいほど人材が不足しています。
データの解析を行う能力を身につける時間や分析のために費やす時間を捻出できず、結局は「その気になったらやる」という状態が長く続き、
いつまで経ってもデータを分析できない、という事態に陥ります。
やはり、自社の業務フローも見直し、さらに売ることまでを考えてERPを導入するという選択肢を採れば、
分析も問題なくできるモジュールを最初から保有することができるわけです。


4.まとめ

自社の業務を変えずに効率化できればいい!といった短期的な理由でシステムを導入してしまうと、
結局長期的な顧客の生涯価値を落としてしまうことになります。

これからは新規顧客を開拓することはもっともっと大変になり、顧客を維持するための取り組みが必要になります。
そのような観点からもシステム導入を検討してみてはいかがでしょうか。




関連記事

中小企業・小規模事業者がクラウドERPを導入する際に考えるべきポイント

システム導入のポイント

規模の小さい法人で導入する際に検討すべき事項や目的をどう考えればいいかを解説してます。

無料ツール紹介。中小企業・小規模事業者のクラウドERP導入前確認

FITGAPツールのイメージ図

事前検証に活用できる無料のツールをご紹介します。

中小企業・小規模事業者ができる簡単なシステム導入・IT導入の効果測定のやり方

システム導入の効果測定のやり方

投資対効果がプラスになるかどうか、事前事後での測定方法をアドバイスします。

会計ソフトを選ぶならERPソフトにした方がいい理由

会計システムとERPシステムの比較

会計ソフトの導入に、ちょっと待った!をかけます。

中小企業によるIT投資の効果を独自に考察します

IT投資効果は本当にでるか

中小企業がIT投資をして効果がでるのか?公共の分析結果に基づいて検証します。

中小企業が導入しやすい業務管理系システムの種類

中小企業が導入しやすい業務管理系システムの種類

中小企業が導入しやすい業務管理システムはたくさんの種類があります。その違いをご紹介。

これからはERPが中小企業で当たり前に使われるようになる

これからはERPが中小企業で当たり前に使われるようになる

ERPは敷居が高い、大企業だけのモノ・・・そんなことはありません。

導入をお考えの方へ