中小企業が導入できる業務システムの種類と比較

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中小企業が導入しやすい業務管理系システムの種類

執筆者 黒川貴弘 黒川 貴弘
合同会社フロントビジョンコンサルティング 業務執行役員
神奈川大学非常勤講師、千葉商科大学非常勤講師、LEC東京リーガルマインド講師
中小企業診断士

業務管理システムにはさまざまな種類と特徴の違いがあります。

システム導入に悩む
違いを理解して、適切なものを選ばなければ想定される効果は得られません。
特に小規模企業でシステムは高いし、メリット出しにくいと考えている方も多いでしょう。


会社としての信頼性を保つためにも業務管理システムの利用は必要です。

最近では料金のかなり安いものがたくさんありますので、参考までにご紹介します。



1.業務管理システムの種類

システムの種類  説明 
会計管理システム  財務諸表を作るための日々の会計帳簿に取引を記録する。複式簿記の知識が必要。 
税務申告用システム  税務申告用の書類を作成する。会計データが必要。会計管理システムと一体化している場合が多い。 
販売管理システム  受注・出荷・請求までの一連の販売活動を管理する。 
SFA(セールスフォースオートメーション)  受注前の営業活動を中心に管理する。受注確定すると販売管理システムの分野となる。 
CRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)  顧客管理を行う。顧客ごとのランキングや顧客情報を広く保有する。 
購買管理システム  仕入購買や外注依頼の実績を記録する。 
MRP(資材所要量計画)  部品構成表などとセットに、生産に必要な部品の種類や個数を自動算出し、自動発注などを行う。 
生産管理システム  工場内で生産するモノの、品質・コスト・納期を管理する。 
人事管理システム  従業員情報を管理する。給与計算・社会保険関連の計算などが可能。 
SCM(サプライチェーンマネジメント)  仕入先や販売先などの企業間の在庫必要数などの情報共有が可能。 
ERP(基幹業務管理システム)  会計や販売・購買・生産など基幹業務すべてを一元管理する。 

2.どの業務管理システムを使うべきか!?

ではこのようにたくさんある業務系システムの中で何を使うべきなのか。

私が考えている結論から言うと、一番下の「ERP(基幹業務管理システム)」です。


理由は、その上に並んでいるすべての業務範囲を網羅しており、一元管理できるからです。

1つですべてを実現しているのです。つまりは、会社全体の全体最適を実現できます。

見積登録されたデータを元に、今後の受注金額を把握したり、販売動向を見ながら仕入をすることもできます。

すべてのデータは会計につながるので、複式簿記の知識を使いながら会計ソフトを入力する必要もありません。


全体最適のメリットがしっかりと得ることが可能です。




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