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財務会計 財務諸表から読み取ろう!(3)キャッシュフロー計算書⑥

執筆者 森田昇 あさみコンサルティング 代表  森田 昇
中小企業診断士、情報セキュリティスペシャリスト。
長年のシステムエンジニアとしてのITキャリアと、数多くの転職経験を強みに
IT経営・人事コンサルティング業務や研修講師独立。
趣味はプロレス、競馬、AKBグループの生観戦。

1.事業の検討は計画が大事

キャッシュフロー

はい!
「IT目線で企業改革」を標榜する中小企業診断士、ふんわりわたあめのような甘い女の子になりたい・森田昇です。はい、さとぴーです。
ついに昇格を果たした本体ドラフト2期生の超大物、近い将来グループ全体のトップに躍り出ることが想定、というより確定事項のように語られる、まだ14歳の逸材ですね。

今年の総選挙で早くも47位、この調子で一刻も早くゆいゆいと共に選抜へ・・・などと妄想しているヲタは数多くいますので、はい。当然、わたくしもその一人っと。ルックス良し、ダンス良し、なによりファン対応良し、そしてあのキャッチフレーズ通りのふんわりした雰囲気!にノックアウトされております今日この頃です。

余り熱弁しているとロ○○ン扱いされそうですが、かわいいのだから致し方なし。キラッ☆
しかしながら、将来を嘱望されているとはいえ、これからアイドルの道のりを歩むには山あり谷あり、なのは言うまでもありません。
今のままかわいさを前面に押し出すだけでどこまで行けるのか、ということでもあります。
昨今のアイドルはルックスや存在感以上に、独特のキャラクター性を求められますからね。
分野は異なれ企業組織にとっても、アイドルにとってのキャラ付けと同様もしくはそれ以上に、事業の検討には覚悟と勝算が大事なのです。
ということで、BtoB業態の中小企業の経営者層が事業検討するときは計画的に行えるようなキャッシュフロー計算書のコンテンツを数多くご提供していこうと思います。あ、事業検討といいますと、我々のような個人事業主にも大切なことです。
中小企業診断士って普段何やっているの?は本当によく聞かれることであり。
そんなときは、経営コンサルタントの国家免許ですってマジックワードを使いますけど、それだと中小企業診断士の説明なだけで、自分の事業の説明にはなっていないですよね?中小企業診断士という資格を活かして、自分は何者なのかをしっかり説明できるよう、やりたいこと×できること×儲けられることを整理しなければ、と思うのです。そしてさとぴー、無理して変なキャラ付けしない方向でいこう!さとぴーなら大丈夫、まゆゆ以来の王道路線でもトップに立てる器だと確信しております!大好きです。




2.今回のテーマは?


それでは、本題のコンテンツについてです。 財務会計第17回目のテーマは、「財務諸表から読み取ろう!(3)キャッシュフロー計算書⑥」です。 シリーズものとして、師走も引き続きキャッシュフロー計算書にお付き合いくださいませ。正確には、本原稿の締め切りは神無月中だったのですけどね、テヘペロ。締め切りも大事ですが、それ以上にキャッシュがとにかく大事ですよ、経営に関しては。

ぶっちゃけちゃいますと、どんなに締め切りを破ろうともキャッシュがあれば大丈夫です!契約上、締め切り破ったら減額、とかでなければ大丈夫、顧客との関係性は一時的に悪くなるかもですが、また仕事で信頼を取り戻せばいいのです!キャッシュが懐にあれば気にしない方向でいきましょう(本原稿の依頼者様、本当にごめんなさい)。なので、自分のキャッシュを把握するのはすごく大事なことなのです。そして締め切りもすごく大事なことなのです。皆様、納期はしっかり守りましょう。わたくしとの約束です! 中小企業診断士的財務会計としては、壊れたテープレコーダーのように繰り返しますが簿記的財務会計と違って、キャッシュフロー計算書を作れることはあまり重視せず、キャッシュフロー計算書で経営状態が分かることを重視します。作れなくても、読めればいい、です。

プロレスに例えると、試合に勝てなくても、観客から支持されればいい、です。
いわゆるトップレスラーというのは、勝とうが負けようが観客から歓声を貰えるレスラーのことをいうのです。
そのレスラー目当てで観に来る、集客力のあるレスラー=トップ、となるのです。勝てば歓声が貰えると思ったら大間違い、勝敗も大事な要素ではありますが、それ以上に観客に支持されることをリング内外で表現できるか、がレスラーにとってもっとも大事で。
例えチャンピオンカーニバルの直接対決で7秒負けしても、シリーズが終わったら勝った大森さんよりも負けた秋山の方が支持されていたってやつですね。えふ。この連載はあくまでも、財務諸表のフリーキャッシュフロー計算書から読み取れる数字により、自社の経営状態を把握する、いわゆる経営分析に必要なパターンの説明となります。

はい。
「財務諸表から読み取ろう!(3)キャッシュフロー計算書」で説明する経営状態は8パターンとなります。

キャッシュフロー計算書
で、(3)キャッシュフロー計算書⑥として、事業検討型についてお話できればと思います。8パターンのうち赤枠の部分ですね。
その構成要素である、キャッシュフロー計算書における、営業活動によるキャッシュフロー(以下、営業キャッシュフロー)、投資活動によるキャッシュフロー(以下、投資キャッシュフロー)、財務活動によるキャッシュフロー(以下、財務キャッシュフロー)を使って説明しますよ。


3.事業検討型とは?


事業検討型とは、その名の通り事業を検討していると分析される形です。
キャッシュフロー的には、過去の実績はあるけれども、現状の主力事業ではキャッシュを生み出せていない、ですね。

キャッシュ=お金なので、過去の実績はあってもお金は儲けられておらず、過去に生み出されたキャッシュで機械設備などを購入しつつ、借入金の返済もよくしているなぁということになります。

1. 本業でのキャッシュの流れを示す営業キャッシュフロー:マイナス
2. 企業の成長に必要な投資に関連する購入・売却によって生じたキャッシュの流れを示す投資キャッシュフロー:マイナス
3. 銀行などの金融機関からの資金調達や発行での配当金支払などのキャッシュの流れを示す財務キャッシュフロー:マイナス

これはどういうことかというと、それぞれ、
1. 本業は不調でキャッシュが生み出せていないが、
2. 過去に生み出されたキャッシュで投資を実施していて、
3. 借入金の返済もしている。

と解釈されます。今まさに新規事業を検討している、これから新事業を編み出して成長するかもしれない企業が該当します。
本業ではキャッシュを生み出せないので、事業検討のために過去のキャッシュを駆使して投資を実施し、借入金は返しておくといったパターンですね。

検討している割には手堅い感じです。
与信管理においては、主力事業に代替するキャッシュを生み出す事業はあるのか、または新事業はあるのかを把握したいところです。

ゆえに、事業検討型となります。

投資もしていて借入金も減っている、投資・財務キャッシュフローがマイナスなのはこの事業検討型と優良企業型のみです。赤枠の上の優良企業と比較すると一目瞭然ですね。

ということは、何とかして営業キャッシュフローがプラスになれば優良企業になるよ、です。

しかし、過去実績があるために今は営業キャッシュフローがマイナスでも持ちこたえていますが、このまま過去の栄光にすがっていてはじり貧なのは言うまでもありません。営業キャッシュフローがこれ以上減らないようにしながら、早いところ新事業へと舵を切りたいところ。
目指せ事業転換、あるいは多角化。決して無関連多角化ではなく、過去実績と親和性があったりする、実績を活かせる事業を検討していきたいですね。

とはいえ、いずれにしても営業・投資・財務キャッシュフローそれぞれが連動しているため、総合的に判断することが重要となってきます。
ちなみに例であげている企業のキャッシュフローは、事業を検討しなくても本業でキャッシュを生み出し続けている優良企業型です。素晴らしい。


キャッシュフロー計算書

4.では、事業検討型から脱出するためには?どうすればいい?


やはりですね、理想は優良企業型ですので、そこに行くための道しるべがないといけないと思うのです。
事業検討型→事業転換型→企業成長型→優良企業型。この流れになりますね。
となると、ここもやはり、3つのキャッシュフローのバランスを整えていくしかありません。つまり、

・営業キャッシュフローをプラスにする
・投資キャッシュフローをプラスにする
・財務キャッシュフローをプラスにする

今が全てマイナスなのだから、いったん全てプラスにしてしまえぇ!みたいな。
優先すべきは、キャッシュを生み出していない現在の資産の売却で現金化することです。
そうすれば投資キャッシュフローがプラスになるため、企業が自由に使えるお金である、フリーキャッシュフローが増えます。
フリーキャッシュフローの計算方法はキャッシュフロー計算書上ではとてもシンプルなので、とにかくまずは使えるお金を増やすのが先決、なのが事業検討型の特徴です。増やしとかないと大問題ですよ!

フリーキャッシュフロー=営業キャッシュフロー+投資キャッシュフロー

そう。
事業を検討するのは、あまり時間をかけてはいけないのです。
即断即決、だと不安で仕方ありませんが、スピード感もってやらないとキャッシュがどんどん減っていくのです。

通帳とにらめっこして胃が痛いのは、勘弁してくださいですものね。
一刻も早く事業計画を策定して、設備を売って、借入金も用意して、と。
とにかく手元にキャッシュがないと事業転換までいかないので、節度ある借金はちゃっちゃかしましょう。

いくら事業検討後の転換が成功する見込みがあるからって、のんびりしていると銀行も貸し渋りますからね、財務状態が悪化しちゃうと。
とにもかくにも大事なのは営業キャッシュフローです、これを増やすために方法は問わずにパパッとキャッシュを増やしちゃいましょう。
応援しています!

というわけで、事業検討するなら専門家を交えた方がいいですよと診断士の売り込みをしつつ、予想財務諸表を作るよりも銀行を動かすのに大事なのは勝算と熱意を感じさせる計画書なので、それはやはり診断士ですよねと勧誘もしつつ、あんまりあざとい売り込みはノーサンキューですよねぇと自戒もして、次回もキャッシュフロー計算書の8つのパターンを順次ご説明しようと思います。ここまでお読み頂き、誠にありがとう御座いました。


5.終わりの雑談


それはそうと、ついに秋の東京開催が終わってしまいましたね。
今秋は本当に天気に恵まれず、東京競馬場への出席率も近年類を見ない悪さとなってしまいましたが、やっとジャパンカップデーは良い天気となりました。
温かい日差しの元、のんびり内馬場でビール飲みながらワールドグルメフェスタに舌鼓を打つ・・・天皇賞(秋)の時点でやりたかったことがやっとできましたよ!あのときは寒い・冷たい・濡れてしまうの三重苦で内馬場にすら行かなかったからなぁ。
いやぁ、競馬場って本当にいいところですねぇ、晴れていれば。
そして、寒くなければ。さすがに東京最終週ともなれば結構冷えるもので、ジャパンカップ後に内馬場行ったら他の観客は寒さに負けたのか、かなり空いていて。ゆったりと祝杯をあげられましたよ。

ちなみに馬券はレイデオロからいって裏目の3連単的中。
いい感じで2017年東京競馬を締めくくることができました。勝ち馬との差はスタートの差ですな。
出遅れることが多い馬ですが、今回も微妙に出負けしており。
あと一列前の位置を取れていればきわどい勝負をできたのにと思いますが、勝ち馬のシュヴァルグランは強かったですね。
もちろん3着に粘り、他の天皇賞(秋)組をちぎったキタサンブラックも強さを見せつけました。
はなからジャパンカップ狙いの馬のワンツーでしたから、菊花賞や天皇賞(秋)といった、雨にたたられたレースをうまく回避できた運もあったということでしょう。
有馬記念ではまた着順がひっくり返る気がしないでもないですが、きっと有馬記念も秋の目標をそこに定めた馬が勝つのかも、例えばダービー2着馬とか、と予言しつつ。致し方なし。




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