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財務会計 財務諸表から読み取ろう!(3)キャッシュフロー計算書⑤

執筆者 森田昇 あさみコンサルティング 代表  森田 昇
中小企業診断士、情報セキュリティスペシャリスト。
長年のシステムエンジニアとしてのITキャリアと、数多くの転職経験を強みに
IT経営・人事コンサルティング業務や研修講師独立。
趣味はプロレス、競馬、AKBグループの生観戦。

1.事業の転換は勝算が大事

キャッシュフロー

はい!
「IT目線で企業改革」を標榜する中小企業診断士、いつでもどこでも命懸け!笑う門には福来たる!せーの!にー!・森田昇です。
はい、みっこてぃです。名古屋はチームKⅡの副リーダー、総選挙81位、TV放送される80位との票差、わずか30票だったという悲劇で知名度を上げましたが、いやいやそれよりも「STRAWBERRY PUNCH」のインパクトが強すぎぃ!興味ある方もない方も、ぜひユニット対抗戦での「STRAWBERRY PUNCH」をご覧あれ。わずか5分の時間内でアイドルの華やかなステージと、ちょっぴりダークな舞台裏をコミカルに表現(by 東スポ)。
出番前にカメラの前で、超だるそうに相方とグータッチするダークな舞台裏を熱演してくれましたが、アイドルとしての表と裏の落差が激しすぎて本当に楽しかったです。動画どこかに落ちてないかな…とつい探してしまった次第で御座います。

もちろん、コンサート限定での催し物ですが、ああいう方向のアイドルが一組くらいいてもいいのでは?と思った次第です。
ほら、表はぶりっ子、は地下アイドルによくいるので、裏の、出番後に息切らせながらめっちゃしんどいもう無理、とカメラ前でぼやくアイドルっていないですからね。期間限定でもやってくれないかしら?分野は異なれ企業組織にとっても、アイドルにとってのキャラ変と同様もしくはそれ以上に、事業の転換には覚悟とタイミングが大事なのです。
ということで、BtoB業態の中小企業の経営者層が事業転換するときはうまくいくようなキャッシュフロー計算書のコンテンツを数多くご提供していこうと思います。あ、事業転換といいますと、わたしがいた会社も事業転換をやったことがあるのですよ、電機資材卸売から太陽光発電ソリューション提案へ華麗なる転身。もともとの業務と関連性があったから勝算あってのことでしたが、思い切った転換でして。
今は売上の9割が太陽光関連になるなど、大成功でしたね。

とまぁ、昔の中小企業診断士試験であった中古自動車販売から焼肉屋に事業転換するような無関連多角化は大変危険ですが、事業拡大からの転換はありなのかな?と思うのです。そしてみこってぃ、「STRAWBERRY PUNCH」公演を楽しみにしているよ!当たらないだろうけど応募します、名古屋遠征する覚悟を決めて。DVDきっと買うだろうなぁ。大好きです。



2.今回のテーマは?


それでは、本題のコンテンツについてです。
それでは、本題のコンテンツについてです。
財務会計第16回目のテーマは、「財務諸表から読み取ろう!(3)キャッシュフロー計算書⑤」です。

シリーズものとして、神無月も引き続きキャッシュフロー計算書にお付き合いくださいませ。
正確には、キャッシュフロー計算書から読み取れる経営状態について、ですね。キャッシュがとにかく大事ですからね、経営に関しては。
ぶっちゃけちゃいますと、どんなに損益計算書や貸借対照表がボロボロの経営成績を示していても、キャッシュがあれば大丈夫です!損失の繰越控除なんて使えば、2年間は財務諸表をあまり考えなくてよくなりますから、キャッシュが懐にあれば気にしない方向でいきましょう(言い過ぎか)。なので、キャッシュの流れを把握するのはすごく大事なことなのです。元気があれば何でもできる、キャッシュがあれば何でもできる、元気ですかー! 中小企業診断士的財務会計としては、延々といっていますが簿記的財務会計と違って、キャッシュフロー計算書を作れることはあまり重視せず、キャッシュフロー計算書で経営状態が分かることを重視します。
「財務諸表から読み取ろう!(3)キャッシュフロー計算書」で説明する経営状態は8パターンとなります。

キャッシュフロー計算書
で、(3)キャッシュフロー計算書⑤として、事業転換型についてお話できればと思います。8パターンのうち赤枠の部分ですね。その構成要素である、キャッシュフロー計算書における、営業活動によるキャッシュフロー(以下、営業キャッシュフロー)、投資活動によるキャッシュフロー(以下、投資キャッシュフロー)、財務活動によるキャッシュフロー(以下、財務キャッシュフロー)を使って説明しますよ。


3.事業転換型とは?


事業転換型とは、その名の通り事業を転換していると分析される形です。
キャッシュフロー的には、うまく転換できれば成長企業へ持っていける、ですね。
キャッシュ=お金なので、お金は儲けているけれど、機械設備などの固定資産を売却しつつ、投資のために借入金も結構しているなぁということになります。
1. 本業でのキャッシュの流れを示す営業キャッシュフロー:プラス
2. 企業の成長に必要な投資に関連する購入・売却によって生じたキャッシュの流れを示す投資キャッシュフロー:プラス
3. 銀行などの金融機関からの資金調達や発行での配当金支払などのキャッシュの流れを示す財務キャッシュフロー:プラス

これはどういうことかというと、それぞれ、
1. 本業は好調で十分なキャッシュを生み出しているけれど、
2. 保有している資産を売却していて、
3. 事業の転換をするため、借入金が増えている。

と解釈されます。事業の転換を今まさに図っている、これから成長するかもしれない企業が該当します。
本業は順調に儲かっていてキャッシュを十分生み出しているが、事業の転換のために積極的に借入金を増やして、旧事業の保有資産も売却しているパターンですね。与信管理においては転換する理由や、その事業内容を把握したいところです。ゆえに、事業転換型となります。

前回もお話したように、もう一段階企業としてステップアップするためには、先に投資があります。
残念ながら儲けが貯まったら投資する、では儲けが貯まらないのです。儲ける前に投資せよ、ですね。
その際、事業転換するのだから新事業に必要のない設備をまず売るなどで整理することが鉄則です。

特に工場や店舗とかだと、新設備を置くスペースがないとわちゃくちゃになりますからね。
もちろん、営業キャッシュフローが減らないようにしながら、なのは言うまでもありません。

よって事業転換型は、赤枠見ると、営業のプラスが投資のプラスと財務のプラスよりちょっとだけ少ないくらいに収まっています。
会社でも、いらないものはなくそう断捨離。余計なものがあると整理整頓清掃清潔しつけの5Sが大変になりますよ!

とはいえ、いずれにしても営業・投資・財務キャッシュフローそれぞれが連動しているため、総合的に判断することが重要となってきます。
ちなみに例であげている企業のキャッシュフローは、事業を転換することなく成長している優良企業型です。素晴らしい。


キャッシュフロー計算書

4.では、事業転換型から脱出するためには?どうすればいい?


今回からちょっと変えて、事業転換型から脱出するためには?どうすればいい?をご説明します。

やはりですね、理想は優良企業型ですので、そこに行くための道しるべがないといけないと思うのです。
事業転換型→企業成長型→優良企業型。この流れになりますね。

となると、ここもやはり、3つのキャッシュフローのバランスを整えていくしかありませんね。つまり、

・営業キャッシュフローをプラスにする
・投資キャッシュフローをプラスにする
・財務キャッシュフローをプラスにする

資産の売却で設備が現金化される、ゆえに投資キャッシュフローが増えるため、企業が自由に使えるお金である、フリーキャッシュフローは増えます。

フリーキャッシュフローの計算方法はキャッシュフロー計算書上ではとてもシンプルなので、使えるお金は増えているのが事業転換型の特徴ですね。逆に増えてないと大問題ですが。
フリーキャッシュフロー=営業キャッシュフロー+投資キャッシュフロー

そう。
事業を転換するには、設備投資も必要ですし、場所代も新たに発生するでしょうし、もしかしたら雇い入れや整理解雇(イヤン)まで様々な人件費もかかるかもしれません。
とにかく手元にキャッシュがないと事業転換はできないので、銀行から無理のない範囲で借入金も導入せざるをえないのです。
やはり事業転換後に無事に成長企業へレベルアップするためには、節度ある借金が必要だよ、ですね。
いくら事業転換後の成長が見込めるからって、借入金の返済が負担になっては困るのです。

何が困るのかというと、中長期的にはもちろん経営に困りますが、直近だとキャッシュが回らない可能性が出てくるのです。借入金返済に四苦八苦するようでは、経営は覚束ないのです。事業転換には投資する必要がありますが、これもキャッシュがあればこそのことですからね。

営業キャッシュフローの数値とにらめっこしつつ、無理のない投資計画を立てて投資キャッシュフローと財務キャッシュフローを減らしていきましょう。とにもかくにも大事なのは営業キャッシュフローです、これを増やすためにまずは設備を売却して、キャッシュを増やしちゃいましょう。応援しています!

というわけで、事業転換するなら専門家の見識による経営計画を作りましょうと診断士的アドバイスをしつつ、お近くの経営革新等支援機関をお探しなら商工会へ!と診断士的勧誘もしつつ、でも商工会からのお仕事はわたくしに回ってこないんだよなぁとぼやきもいれて、次回もキャッシュフロー計算書の8つのパターンを順次ご説明しようと思います。
ここまでお読み頂き、誠にありがとう御座いました。


5.終わりの雑談


それはそうと、またもデムーロの技が光ったマイルCSでしたね。
モーリス引退後は絶対的なマイラーがいない状況でしたが、3歳馬が上位を占めたことからこの路線も世代交代が進みそうです。
いやしかし、やはり締まったペースになるとレースは面白くなりますよね。
逃げ馬がハッキリしている、4角先頭をやりたい馬がいる、番手だと味が出ない、などなどの要因から、3~4角までの攻防も大変楽しいレースとなりました。やればできるじゃん!と上から目線でレース回顧。

それにしてもデムーロの位置取りといい、コーナーリングといい、最後の直線でのコース取りといい、まさに完璧でしたね。
大外枠でも勝ち切る技はホントすごいですわ。少しのロスもなく回ってくるのですから、ありゃムーアも脱帽ですわね。
まぁムーアもほぼ完璧な乗り方でしたが、いかんせんエアスピネルは使える脚が短い…押し切れると思ったけどねぇ。
競馬あるあるとして、何もないのにも関わらず急な騎手の乗り替わりは、例え世界No.1に乗り替わってもなぜか結果がでない、があります。

不思議なんですけど、勝負事って流れが大事、とよくいいますからね。競馬もそういうことだと。
ちなみに馬券はデムーロ弟からいって残り100mで止まりました。
やはりマイルは基本的に距離が長いのかと。
いまいち弾けませんでしたが、もしかしたらマイル路線の世代交代の波に飲まれたのが原因かもしれません。
いやはや、デムーロ兄の快進撃はどこまで続くのか…そして、デムーロ兄の乗り替わりは正しかったんだな、とその慧眼に脱帽。致し方なし。




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