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財務会計 財務諸表から読み取ろう!(3)キャッシュフロー計算書④

執筆者 森田昇 あさみコンサルティング 代表  森田 昇
中小企業診断士、情報セキュリティスペシャリスト。
長年のシステムエンジニアとしてのITキャリアと、数多くの転職経験を強みに
IT経営・人事コンサルティング業務や研修講師独立。
趣味はプロレス、競馬、AKBグループの生観戦。

1.成長企業になりましょう

キャッシュフロー

はい!
「IT目線で企業改革」を標榜する中小企業診断士、わたしはあなたのー?おんりーわん!・森田昇です。はい、おりんです。

本体どころかグループの次世代を担うであろう16期生の成長株、55位にランクインした脅威の研究生ですね。
姉の七光りでは?という声も一部でありましたが、歌もダンスもファン対応も良い、なので研究生公演以外にも呼ばれて運営からの覚えもめでたい、ということで本人の努力の結晶だということがお分かりになられたかと思います。
選挙に強い、は姉譲りでしょう。

きっとこれから益々ランクアップしていく姿を見られそうで、本当に楽しみです。
公演でも本当に目立っていますからね、あの柔らかい雰囲気からのパフォーマンスの良さが。
ずっきーその他同期と切磋琢磨して研究生人気をさらに押し上げてほしいと思います。

ホント、アイドルは人気商売ですからね、血縁でも血統でも血継限界でも何でも利用できるものは利用してのし上がる、が正しい姿だと思うのです。
それだけで思い入れができますし、むしろ〇〇と親戚、あるいは兄弟姉妹アピールがないと、なぜわざわざ隠しているのか?仲良くないのか?やましいことがあるのか?実力だけで支持してほしいとのうぬぼれなのか?とゲスの勘ぐりしたくなるのです(失礼)。
分野は異なれ企業組織にとっても、アイドルにとってのコネと同様もしくはそれ以上に、肉親知人その他人の縁といったものは何でも利用するその心意気(失礼にならなければ)、それこそが成長企業への道となるのです。

ということで、BtoB業態の中小企業の経営者層が成長企業としてますますご発展するようなキャッシュフロー計算書のコンテンツを数多くご提供していこうと思います。あ、コネといいますと、わたしも一度コネで転職したことがありますが、ちょっと辛かったですね。
何が辛かったかって、いわゆる生え抜きの方々を飛び越えて管理職になったものですから、最初は受け入れてもらえなくて苦労しましたよ。いろいろ努力はしましたが、結局会社が傾いて生え抜きを守るために中途採用からリストラされるという悲劇を味わいました。やれやれ。

そんな人治といえば聞こえがいい、YESマンばかり優遇する企業組織にはならないでね、と懇願。そしておりん、研究生公演以外でも輝いているよ!その名前から、東京五輪のある意味主役としてオファーがあるのでは?など妄想してしまう、もう立派な一人のアイドルです。大好きです。



2.今回のテーマは?


それでは、本題のコンテンツについてです。
財務会計第15回目のテーマは、「財務諸表から読み取ろう!(3)キャッシュフロー計算書④」です。

シリーズものとして、あと数週間はキャッシュフロー計算書にお付き合いくださいませ。正確には、キャッシュフロー計算書から読み取れる経営状態について、ですね。黒字倒産が一番怖いですからね、中小企業にとっては。なんでも倒産件数のうち、黒字倒産が半分以上を占めるようです。
損益計算書上では利益が出ていても、買掛金や借入金などの支払いができなくなって資金ショート、というのが原因ですね。

なのでキャッシュの流れを把握するのは本当に本当に大事なことなのです。
来年はキャッシュフロー経営のこともお話しできるといいのかもしれません。倒産はいやだ、黒字倒産なんてもっといやだ、です。

中小企業診断士的財務会計としては、何度もいいますが簿記的財務会計と違って、キャッシュフロー計算書を作れることはあまり重視せず、キャッシュフロー計算書で経営状態が分かることを重視します。

言ってしまえば、書けなくても読めればいいのですよ、財務諸表。
かつ、分析できれば、ですね。まぁ分析方法は我々中小起業診断士でご教授いたしますので、だいたいの読み方を覚えていただければ幸いです。

プロレスに例えると、技を覚えるよりも受け身を覚えろ、ですね。
受け身さえ身に付けていれば試合を組み立てることができるのですし、相手を光らせることもできるのです、とのたまうわたくしは、全日本系のファンですね。新日本も好きですけど。この連載はあくまでも、財務諸表のフリーキャッシュフロー計算書から読み取れる数字により、自社の経営状態を把握する、いわゆる経営分析に必要なパターンの説明となります。

はい。
「財務諸表から読み取ろう!(3)キャッシュフロー計算書」で説明する経営状態は8パターンとなります。

キャッシュフロー計算書
で、(3)キャッシュフロー計算書④として、成長企業型についてお話できればと思います。
8パターンのうち赤枠の部分ですね。
その構成要素である、キャッシュフロー計算書における、営業活動によるキャッシュフロー(以下、営業キャッシュフロー)、投資活動によるキャッシュフロー(以下、投資キャッシュフロー)、財務活動によるキャッシュフロー(以下、財務キャッシュフロー)を使って説明しますよ。


3.成長企業型とは?


成長企業型とは、その名の通り成長している形です。キャッシュフロー的には、あと少しで理想的な形にもっていける、ですね。
キャッシュ=お金なので、お金をちゃんと儲けていて、投資もしている、でも借入金がちょっと増えてきたなぁということになります。

1. 本業でのキャッシュの流れを示す営業キャッシュフロー:プラス
2. 企業の成長に必要な投資に関連する購入・売却によって生じたキャッシュの流れを示す投資キャッシュフロー:マイナス
3. 銀行などの金融機関からの資金調達や発行での配当金支払などのキャッシュの流れを示す財務キャッシュフロー:プラス

これはどういうことかというと、それぞれ、
1. 本業で十分なキャッシュを生み出していて、
2. その分で未来への投資を行えているが、
3. 積極的な投資をしているため、借入金が増えている。

と解釈されます。ベンチャー企業や今が第2創業期、などの企業が該当します。本業でキャッシュを十分生み出して、さらに借入金も駆使して積極的な投資をしているパターンですね。

与信管理においては投資の効果を当面は見守っていきたいところです。ゆえに、成長企業となります。

借入金を使って多少無理した投資を行っているかもしれませんが、もう一段階企業としてステップアップするために必要な投資、なのかもしれません。
成長するには先に投資あり、残念ながら儲けが貯まったら投資する、では儲けが貯まらないのです。

儲ける前に投資せよ、投資することで儲けができる、なのですよねぇ。
これを見誤ると、いつまでたっても売上が伸びずに四苦八苦、という現在のわたくしが味わっている苦しみを同様に味わってしまう羽目になります。

よって成長企業は、赤枠見ると、財務のプラスが営業のプラスと投資のマイナスを大きく上回っていますものね。わたくしも自分に投資せねば!
とはいえ、いずれにしても営業・投資・財務キャッシュフローそれぞれが連動しているため、総合的に判断することが重要となってきます。
ちなみに例であげている企業のキャッシュフローは、ある程度成熟した優良企業型です。素晴らしい。


キャッシュフロー計算書

4.では、成長企業型になるためには?どうすればいい?


どうすればいい?となると、これはやはり、3つのキャッシュフローのバランスを整えていくしかありませんね。つまり、

・営業キャッシュフローをプラスにする
・投資キャッシュフローをマイナスにする
・財務キャッシュフローをプラスにする

財務キャッシュフローが大幅に増えても、企業が自由に使えるお金である、フリーキャッシュフローはそこまで変わらない?いいえ、フリーキャッシュフローの計算方法はキャッシュフロー計算書上ではとてもシンプルでしたが、営業キャッシュフローにちょっとしたからくりがあります。
フリーキャッシュフロー=営業キャッシュフロー+投資キャッシュフロー

そう。
実は営業キャッシュフローの計算方法の中に、借入金の支払利息というものがあるのです。
たくさん借りると、利息も増えますのでその分営業キャッシュフローは減ることになる、ということにもなります。
やはり理想的な優良企業になるためには、節度ある借金が必要だよ、ですね。

いくら成長が見込めるからって、借入金の返済が負担になっては困るのです。
何が困るのかというと、中長期的にはもちろん経営に困りますが、直近だとキャッシュが回らない可能性が出てくるのです。

投資しすぎて借入金が固定資産に化け、現金がなくなってしまった、では黒字倒産一直線です。
成長するためには投資する必要がありますが、わたくしのような個人事業主なら自己啓発型ローン組めばいいや、クレジットカードの限度額内ならたいしたことない、では済まされないのが企業組織の借り入れですからね。

営業キャッシュフローの数値とにらめっこしつつ、無理のない返済計画を立てて財務キャッシュフローを減らしていきましょう。
とにもかくにも大事なのは営業キャッシュフローです、これを増やすために本業でバリバリ稼いでくださいね。応援しています!

というわけで、借り入れするなら代表者保証したくないよね?オススメの融資、紹介しますよと診断士っぽいお誘いをしつつ、融資の書類など詳細は税理士にお願いしてね!と診断士っぽい逃げ道も作りつつ、でも書類作成代行のみはやりたくないんだわたくしと何でしたら銀行に同行しますよ?と新たな勧誘で締めて、次回もキャッシュフロー計算書の8つのパターンを順次ご説明しようと思います。
ここまでお読み頂き、誠にありがとう御座いました。


5.終わりの雑談


それはそうと、淑女の祭典エリザベス女王杯でしたね。
老いも若きも乙女たちが繰り広げるスリリングなレース・・・と思いきや、あのスローペースでなぜか縦長、後ろに位置した馬はノーチャンスという、現代競馬でありがちな結果となってしまいました。

もうさ、本当にG1くらいスローペースやめようよ、といいたいところなんですけどねぇ。
百歩譲って、せめて団子状態で騎手の駆け引きと一瞬の判断がモノをいう、といった欧州型スローペースなら、と思いますが、なしてスローペースなのに隊列が縦長になるのかと。最近の2,000m以上のレースは何かがおかしい。

日本競馬がサンデーサイレンスからディープインパクト産駒登場の現在までの間は、その頂点に立つ種牡馬に合わせたレースになりがちだから切れ味勝負のヨーイドン競馬が増えている、という仮説を立てていますけど、それにしてもねぇ。

こんなんじゃ欧州で勝てる馬はなかなか出ないかもなぁと思いながらも、有力馬に自分からレースを作れる馬が結果的にいなかった、ということもあるのでしょうけど、スローならスローでいいから、せめて馬群についていってよと切に願い。
1,000m通過時点で絶望的な気持ちになるのは本当に勘弁してください。

ちなみに馬券はディアドラとルージュバックからいって前半1,000m通過時点のタイムで匙を投げました。
まさか両馬ともあそこまで動けないとはなぁ。
位置取りがうまくいった内枠の機動力ある馬が上位に来たレースだから、と割り切れないもどかしさ。
それがルージュバック、なのは承知の上でしたが、まさかディアドラまで動けないとは。

やはり秋華賞までのノンストップぶりが疲れに出たのか、としか思えない惨敗ぶり。
来年に期待しようと思いますが、ヴィブロスといい牝馬はよく分からんですねぇ。致し方なし。




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