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財務会計 財務諸表から読み取ろう!(3)キャッシュフロー計算書①

執筆者 森田昇 あさみコンサルティング 代表  森田 昇
中小企業診断士、情報セキュリティスペシャリスト。
長年のシステムエンジニアとしてのITキャリアと、数多くの転職経験を強みに
IT経営・人事コンサルティング業務や研修講師独立。
趣味はプロレス、競馬、AKBグループの生観戦。

1.より高く飛ぶために、てこの原理を

キャッシュフロー

はい!
「IT目線で企業改革」を標榜する中小企業診断士、今日もみんなでラッキー?ずっきー!・森田昇です。はい、ずっきーです。
本体の次世代を担う16期生の上昇株、ダンスがキレキレなメンバーですね。まだ研究生とはいえ、研究生公演以外にもお呼ばれすることの多い彼女、経験値を順調に積み上げつつあり前途は明るいですね。
あの右足エビデンスのキレっぷりと、その後のアイドル曲との落差、本当に素晴らしいです。って、公演プロデュースのゆいりーも持ち上げつつ。レッツゴー研究生公演のちょうど中間にソロ曲を持ってくるプロヂューサーの度胸と、それに応えるずっきーのダンス能力と表現力の高さ。
文句なしの未来のセンター候補ですわ。まさに研究生のど真ん中。

そうそう、ど真ん中といえばWJ、週刊少年ジャンプではなくワールドジャパンプロレスリングの略称なのは以前にも述べましたが、地方興行での会場費が前金で払えず諸般の事情による延期だの、旗揚げ1周年記念興行で後楽園ホールの会場費が当日支払えずに社長が軟禁されかけるだの、お金に関する話題が最後まで尽きない団体でしたね。
その後やっぱり活動停止へと追い込まれた道程は、まさに逆方向のど真ん中、金網を人力で支える様が伝説となったX-1でした。やはり、どの企業組織も資金繰りが経営のど真ん中、といえると思うのですよ。中でも大切なのは、企業組織の現在の現金預金がいくらあるか、現状の資金を数字で知ることなのです。
ということで、BtoB業態の中小企業の経営者層に再び経営のど真ん中を歩んで頂くべく、今回からキャッシュフロー計算書についてのコンテンツを数多くご提供していこうと思います。あ、ど真ん中といえばWJもですが、最近ですと「にっぽんど真ん中祭り」というのがあるみたいですね。プロレスファンとしてはど真ん中=WJな方程式なのですが、ど真ん中でググると飲食店ばかり検索され。
やはりWJ生誕15周年を祝っている方がおかしいのか、と正気に戻りました。てへっ。

あぁ、ずっきーにもなーみんにもずんちゃんにもくるるんにも会いたいけど研究生公演も当たらない…平日の公演行けるようになりたい。
土日中心の申込では年単位で干されますなぁ。



2.今回のテーマは?


それでは、本題のコンテンツについてです。
それでは、本題のコンテンツについてです。
財務会計第12回目のテーマは、「財務諸表から読み取ろう!(3)キャッシュフロー計算書①」です。

改めて財務会計の説明をしますと、株主、債権者、投資家などの企業外部の利害関係者に対する会計情報の提供を目的として営まれる会計のことですね。
企業内部の会計である管理会計とは違います。
で、企業外部の利害関係者に対して営業活動の成果を開示(アカウンタビリティ)すると同時に、利害関係者間の利害を調整するために営まれるもの、でもあります。
ううむ、やはり固い言い回しなので、柔らかい言い方で。
ええと。
つまりは、企業の通知表ですね。
学校の通知表はなるべく親に見せたくなくて隠していたものですが、企業の通知表はさすがに隠していては信用されません。
あきらめて潔く、正直ベースに開示するとドン引きされる経営状態に陥っていないことを祈りつつ、すべてをさらけ出しましょう。
あ、外部の人に見せるためのものですから、決まったルールに則って下記の3点セットを作成しておきましょうね。
よく分からない場合は税理士か会計士にご相談、もしくは診断士でも受け付けております。
・貸借対照表
・損益計算書
・キャッシュフロー計算書

で、(3)キャッシュフロー計算書では、キャッシュフロー計算書から読み取れる経営状態について説明していこうと思います。
診断士試験だとキャッシュフロー計算書の作成方法が5年に1回くらい問わるのですが、そもそも経営者たるもの、財務諸表は読めればいいのですから作り方は覚えなくてもいいのです。


3.キャッシュフロー計算書とは?


中小企業ですと、会社上、貸借対照表や損益計算書と違ってキャッシュフロー計算書の作成義務はありません。
とはいえ、日ごろの資金繰りに直結しますので、自社の経営の把握と金融機関との信頼関係醸成のために、ぜひ他の財務諸表と一緒に作成していただければ、と思います。きっと顧問税理士に頼めば、貸借対照表や損益計算書のついでに作ってくれますので。
用途的には、会社が使えるお金がどれくらいあるのか?という資金繰り表のイメージに近いところがあります。資金繰り表は、売掛金とか買掛金の回収と支払の期日や、給料その他の支払タイミングを基に、資金がうまく回っていくか数か月単位で一覧にしていきます。
この資金繰り表で気を付けなければならないのは、売掛金の入金タイミングが支払による出金タイミングよりも前にこられるかどうか、ですね。

そうでないと損益計算書上では利益を出しているのにも関わらず、入出金のタイムラグに対応できずに支払資金がなく黒字倒産、というパターンになってしまいます。日本の会社の倒産理由の実に多くが、このパターンによる黒字倒産なのです。怖っ。

こういった事態を防ぐためにも、経営者はまず月締めの貸借対照表と損益計算書を確認した後、キャッシュフロー計算書も確認して、資金がショートしてしまうような可能性があるのかどうか、総合的に判断する必要があります。

目指せニコニコ現金決済!目指せキャッシュフロー経営!です。
ちなみにキャッシュフロー経営とは、実際のお金の流れに着目して、経営の健全度を高めていく考え方なので、ニコニコ現金決済での経営と同義です。そのためには資金繰り表も大事ですから忘れずにねっとウインク。
へたっぴウインク。まゆゆの卒業コンサートも近付いてまいりました。

言うなれば、キャッシュフロー計算書は、貸借対照表や損益計算書と同じように、過去の経営成績を表すものだけでなく、企業組織のミライを、いわゆる事業計画を構築するのにリアルタイムで必要なものなのです。



キャッシュフロー計算書

4.では、その読み取り方法は?の前に


キャッシュフロー計算書、それに貸借対照表と損益計算書もですが、これらは全世界共通のルールによって作成されています。
そう、簿記って全世界共通言語なのよ、だから運転免許もいいけど簿記講座も申し込もうぜ!と大学のガイダンスで放談していますが、この連載ではキャッシュフロー計算書の作成方法はほぼ説明しません。

だって作成は顧問税理士にお任せ、という方が多いと思いますし、その方が正確ですからね正直な話。それは我々診断士含めて専門家に任せておけばいい、と思っています。
が、毎度のことの注意点をば。
そう。
企業組織にとって、財務諸表から読み取れる数字から経営状態を把握することは重要な経営課題のひとつと考えなければなりません。
特に、毎月末に顧問税理士に作成してもらい、手元に届くのは翌月末、とかですと最長2ヶ月間、自社の経営状態を把握できないこととなります。

手元のキャッシュで十分ですよ、といったキャッシュフロー経営が実現できているならともかく、勘と経験の経営から脱却するためにも、自社の経営状態を常に知ることは、企業や組織にとっての社会的使命でもあります。

はい。
企業組織は存続しなければいけない使命を持っていますからね。そのための財務会計でもあるのです。特にキャッシュフロー経営では、経営活動の着眼点を「利益・損失などの損益」から「現金の出入りであるキャッシュフロー」に変えていく必要があります。
すなわち、現実のお金の流れを把握して事業活動を考えなければならないよ、です。

一番いいのは、やはり資金繰り表と合わせて通帳とにらめっこして、常にお金の流れを把握確認・把握できる状態にしていることですが、そんな時間と労力をかける暇、ハッキリ言って経営者の方々にはありません。
個人事業主の方々だって自分のお財布とレシート類を、売上管理表とかと突き合わせるのは悲しくなるものですからね。

もっと売上欲しい、と思っても、そもそも仕入ができるキャッシュあるの?と。奥さんが経理をしてくれると助かるのですけどねぇ。
なので、取り敢えず、

資金繰り表を作ろう!

を、お願いいたします。
少なくとも入出金のタイミングを数か月先まで把握することを習慣化して、それから次回以降のキャッシュフロー計算書の状態による分析方法を身につけて頂ければと思います。

というわけで、いよいよキャッシュフロー計算書だ、メインディッシュだぜ!と気合いを入れ直しつつ、次回から全8パターンを細切れで説明するとして、そこまで膨らませて書けるかしら?と質より文字量に悩みつつ、そういえばここ最近文字量がえらい増えてきたから自重しよう、などと考えつつ次回からキャッシュフロー計算書の8つのパターンをご説明しようと思います。
ここまでお読み頂き、誠にありがとう御座いました。


5.終わりの雑談


それはそうと、ついに牡馬三冠戦の最後、菊花賞でしたね。
毎年菊花賞の日は中小企業診断士試験の二次試験と同日なので、ここ数年リアルタイムでレースが観られていないのが至極残念です。が、合格後も予備校での当日解答速報に使う解答出しに参加することで、忘れがちな診断士的経営診断のど真ん中を、最新の事例を用いて他の講師の方々とディスカッションするのは本当に勉強になります。多少の日当もありますしね。
朝から夕方まで頭脳フル回転で、最後の財務会計のときには糖分足りなくなるのも例年通り。
菊花賞での3~4角みたいに、バテて後ろに下がりそうな感じですよ、えぇ。
今思い返しても、二次試験の4事例ぶっ続けは本当に本当に大変だったなぁとしみじみ。

お昼休みに馬券買う労力すら惜しかったしなぁ。予想に頭脳を使いたくない、休ませろって指令が頭のどこかから来ましてですね、受かった年は前日発売で馬券を買っておきましたよ。これが今のところ人生で唯一の、前日発売の活用。

ちなみに馬券はウィンガナドルから4角逆噴射。前日の芝レースは逃げ馬天国だったので、しめしめと。
当日のレースの様子を確認しないで買ったのが敗因かぁ。

まさかあそこまで泥んこ&内を通れない&前に行ったもの負けな馬場に変貌しているとは。
ううむ、不良馬場だからスタミナ比べ、というより誰も追い込んでこれないのでは?との予想の方向性が逆方向のど真ん中過ぎました。
とにもかくにも、全馬無事に完走お疲れさまでした。中山大障害を観ているような感覚でしたよレース中。
この後も、みんな無事に、何事もなく次走を迎えられるといいな、と思います。まさにキセキ。致し方なし。




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