財務レバレッジ

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財務会計 財務諸表から読み取ろう!(2)レバレッジ②

執筆者 森田昇 あさみコンサルティング 代表  森田 昇
中小企業診断士、情報セキュリティスペシャリスト。
長年のシステムエンジニアとしてのITキャリアと、数多くの転職経験を強みに
IT経営・人事コンサルティング業務や研修講師独立。
趣味はプロレス、競馬、AKBグループの生観戦。

1.より高く飛ぶために、てこの原理を

財務会計

はい!
「IT目線で企業改革」を標榜する中小企業診断士、今日もみんなでー?こみはるスマイルー!あなたに、あなたに、こみはるスマイル届けます・森田昇です。
こみはるです。インスタグラムのフォロワー数が80万を突破、すっかりオシャレなアイコンとなりましたね。

アイドルとしてのし上がってやろうという野望を隠さないその姿、たとえあざとくとも客を獲りにいく姿勢が大事な士業にとって見習う点が多々あると思うのです。
もともと同期の中で浮上できず、もがいていたこみはる、去年のドキュメンタリー「AKB裏ストーリー 込山榛香」は本当に本当に、本当に泣けましたね。
2015年総選挙で速報37位ランクインからの圏外、「あぁ、もうわたしの名前は呼ばれないんだな・・・」と順位発表の半ばで悟り泣き崩れる様は、涙なしでは視れませんでした。

翌年一気に21位と大躍進して、さあ今年こそ選抜だ!と思いきや、まさかの52位と垂直落下式ブレーンバスター。
去年のランクアップである種ストーリーが完結してしまった感もあったのかもしれませんが、正直52位で名前を呼ばれたときは声が出ましたよ、叫び声が。
それからも地道な努力を続けているこみはる、みーおん同様のジャイアントキリング、来年やってくれることを期待しましょう!

まぁ正直な話、どこぞのFXや内閣支持率みたいに動きが激しすぎるのですよ、総選挙。
プラスの方向で考えると、何かあれば一気に突き抜ける可能性もあり、かもしれません。
V字回復の裏に、てこの原理あり。分野は異なれ企業組織にとってもアイドルにとってのV字回復と同様もしくはそれ以上に、別次元の領域までワープするにはタメを膨らませる、てこの原理が必要なのです。

ということで、BtoB業態の中小企業の経営者層もてこの原理を利用してV字回復ができるようなコンテンツを数多くご提供していこうと思います。あ、V字回復といえば、元に戻るって意味が強いですね。
ここはやはり、さらなる突き抜けっぷりを表すために、V字ではなくレ点回復という単語を提唱したいな、と。
ほら、?って右側の方が長いですし。えふ。だから何だ、と言われるかもしれませんが、第二創業期を迎えるためにもV字を描いていきましょう。

そしてこみはる、あざとさも腹黒さも、オシャレも健気さもみんな長所だ素晴らしい、です。大好きです。



2.今回のテーマは?


それでは、本題のコンテンツについてです。
財務会計第11回目のテーマは、「財務諸表から読み取ろう!(2)レバレッジ②」です。

シリーズものとして、(2)に入りました財務会計。とはいえレバレッジ、ご存知の通り財務会計的には2つしかありません。
なので(2)は今回で終了となり、(3)はキャッシュフロー計算書の読み方について長々と説明して2017年が終わる、みたいなスケジュールになる予定です。
例えれば、ほっと一息コーヒーブレイクタイム回、あるいはお口直しのシャーベットですかね。

(1)は損益計算書・貸借対照表という前菜を食らうシリーズで、(2)はレバレッジという箸休め、(3)はキャッシュフロー計算書というメインディッシュ、と結婚式のフルコースでいうと谷間のようなものですな。
ここでお口もスッキリ気持ちもスッキリ、もしかしたら新郎友人たちによる隠し芸披露に巻き込まれるタイミングかもしれません。
息抜き、大事。ラブコメの最終回は結婚式で完、という王道も大事。

誰ともくっつかずにハーレムエンドはどうにも納得いかないけれど、最終回近くにやっと登場したサブヒロインに主人公を持っていかれる、などという急展開というか暴挙はいたしません。
はい。
「財務諸表から読み取ろう!(2)レバレッジ」で説明するのは、「財務レバレッジ」と「営業レバレッジ」の2つ。
中小企業診断士が最低限知っておかなければならない比率分析に用いる指標です。
で、(2)レバレッジ②として、今回は財務諸表から読み取れる比率分析の1つとして、営業レバレッジについてお話できればと思います。


3.営業レバレッジとは?


の前に、レバレッジ数百倍とかなるとどうなるのか?の話をしておきましょう。
FXにおいては、日本では上限を決められていますね。

はじめに取引証券会社に自分のお金を証拠金として預け入れることで、証拠金の数倍~数百倍の金額で取引できるようになるFX。
てこの原理でレバレッジ何倍、みたいになるますから、レベレッジ数百倍とかで数百万とか賭けてしまうとあら大変、一瞬で破産するか億万長者になるか、という破壊力でえらいことになりました。


貸借対照表
では、営業レバレッジですが、これが数百倍になると…?

FX同様、やはりえらいことになる、といいたくなる感じに。営業レバレッジとは財務会計的にはですね、企業経営における固定費の利用を測定する指標です。費用の中に固定費が含まれていると、売上高のわずかな変動でも、営業利益に大きな変動をもたらすようになります。

つまり、売上高の増減に対して固定費がてこのような働きをして、営業利益の増減率を増幅するのです。
で、特に固定費の割合の高い企業ほど数値は大きくなります。ちょっとわかりにくいですね。

ええと、損益計算書でいうと、売上高はいいとして、売上原価と販管費及び一般管理費って固定費と変動費に分けられますね。
固定的にかかる費用と、変動する費用の2種類に分けられます。
で、固定費が多ければ多いほど、売上高がちょっとでも増えたり減ったりすると、営業利益の増減にてこの原理が働いて、どえらい営業利益の変化につながるのです。
それが、営業レバレッジ。
もっと簡単にいってしまうと、固定費の割合が高いほど、ちょっと売上高が増えれば営業利益がドーンと増える!?といった感じ。その逆もまたしかりですがね。
詳しい計算方法を、第1回にも貼ってある損益計算書の例を基に表します。営業レバレッジは損益計算書だけで計算できます。

営業レバレッジ=限界利益(売上高-変動費)÷営業利益(倍)。
高いほどレバレッジが効いていることに。レバレッジが効いている=少ない売上高で営業利益が激しく増減なので、これはもう嬉しいのか悲しいのかですよね。
固定費の有効活用といえばそうですが、ちょっとでも売上高が減ると営業利益は垂直落下ムーンサルト、マットに突き刺さる天山状態です。

     損益計算書の例では、外注加工費を変動費、あとは固定費として、
     191,206-111,745÷(-8,063)=計算不可、残念。
     モデル企業は営業利益が赤字ですから、マイナスの係数になってしまい意味をなさないってことですね。
     ちゃんと黒字になってから考えましょう。

この指標、高ければ高いほどレバレッジが効いていると判断されます。
少ない売上高の伸びでもたくさん稼げるってことでもありますが、その逆に少ない売上高の減少でも稼ぎがあっという間になくなるものにもなります。まさに諸刃の剣。


損益計算書

4.では、営業レバレッジの意味は?


営業レバレッジ、業績予想のシミュレーションで使うこともできますが、まぁあまり気にしなくてもいいのかな、と。
ただ、固定費の割合が高ければ高いほど、てこの原理で利益がなくなるリスクがある、とだけ覚えていただければ。

営業利益の変化率=営業レバレッジ(倍)×売上高の変化率
そして、営業レバレッジ=1÷安全余裕率
と、安全余裕率の逆数ともなります。
???

なので、営業レバレッジは、
・固定費を有効活用しているかどうかを、判断する指標の1つ。
くらいで理解して頂ければと思います。

そりゃ、固定費がない経営が一番健全なのは確かですからね。変動費はいくらでも安くする方法がありますから。
企業の価値を高めるためには、あまり割合を高めたくない固定費も有効活用していきましょう、というのが営業レバレッジで言いたい結論なのですが、そもそもプラスにレバレッジ利くのはいいですけど、マイナスに利くのは勘弁してほしい、と思う方が多いですよねぇ。
そこのマインドは特に変える必要はないのです、が。

そう。
今は空前の採用困難時代、社員を採用することがとても難しいのです。

IT業界なんてひどいものですよ、プログラム知りませんって初心者でも面接通るくらいに人手不足、と揶揄でなく本当にそんな感じなところもあり。人件費って固定費ですから、これを有効活用して企業組織の成長を実現するために、様々な仮説に基づく事業計画が必要なのです。
せっかく雇えた社員です、レバレッジを効かせて営業利益を増加させるべく、社員を大事にしてくださいね、と。

で、そのためには、決して直近の数値に踊らされることはしないで、自社の経営状態をあるがまま把握してから、理想の数値に向けて一つ一つ問題を解決していく計画的段取りをしていきましょう。
というわけで、なんか無理矢理採用に話を持っていってない?と思われることに肩をすくめつつ、むしろ評価育成面を語りたいとあくまで人事かいっと突っ込まれつつ、次回はキャッシュフロー的な話をしていこうと思います。
ここまでお読み頂き、誠にありがとう御座いました。


5.終わりの雑談


それはそうと、ついに秋のG1シーズンへ本格的に突入しましたね。アルゼンチン週でJRAは一休み入りますが、JBCがありますから競馬ファンは年末まで毎週G1、突っ走りますよ!
JRAの売上は毎週ザックザク、わたしの懐は寂しくなる一方のシーズンですね。
海外みたいに1日に複数G1を開催すればいいとの意見がよく出る季節でもありますが、それはJBCで味わえるからいいでしょ?と。
JBCの意義の1つが、1日に3つG1を開催する点ですからね。

あのスペシャル感、本当にたまらないのですよ。なので年に1回でいいじゃない、というわたくしの意見でした。
ちなみにあと1つの意義は各競馬場での持ち回り制ですが、こちらはついに来年、JRA京都競馬場で開催されますね!いつか東京競馬場で開催されることを祈りつつ、地方競馬の祭典なのだからJRAよりも浦和競馬場や笠松競馬場で開催できないかなぁとも思い。
競馬場が小さすぎて客も入らないし、そもそもフルゲート14頭でしょ?ということもありますがそこを何とか。もちろん、高知でも!

ちなみに馬券はリスグラシュー2着付けでハズすという意味不明さ。
ディアドラ切っちゃった…馬体重が増え過ぎ気に食わないって考えすぎぃ。
ううむ、予想上手の馬券下手をやってしまいました。しかしまぁ、4角先頭で勝ちにいく競馬をしたデムーロといい、勝ち馬の奇跡的なイン捌きを完遂したルメール、仕掛けのタイミングばっちりだったリスグラシューの武豊、と騎手の腕を堪能できたレースでしたね。
結局のところ外人買っときゃ当たるのでは?などと思ってしまう、いつもの光景でしたね。頑張れ中堅!致し方なし。




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