財務諸表・会計分析について

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財務会計 財務諸表から読み取ろう!(1)損益計算書・貸借対照表⑦

執筆者 森田昇 あさみコンサルティング 代表  森田 昇
中小企業診断士、情報セキュリティスペシャリスト。
長年のシステムエンジニアとしてのITキャリアと、数多くの転職経験を強みに
IT経営・人事コンサルティング業務や研修講師独立。
趣味はプロレス、競馬、AKBグループの生観戦。

1.固定資産は効率的に使いましょう

財務会計

はい!
「IT目線で企業改革」を標榜する中小企業診断士、八重歯がチャームポイントの光り輝くナイスな太陽・森田昇です。
はい、ひなたんです。

おぎゆかといい、おかっぱといい、新潟組には本当に驚かされましたねぇ。
あ、まほほんには驚いていませんがね。目ん玉飛び出るど真ん中へあと少し、いまだになぜこんな結果に?といろいろ混乱している部分はある総選挙ではありますが、結果は結果。厳粛に受け止めつつ、このチャンスをぜひ掴んでいってほしいものです。

それにしてもMAXとき315号、ホントいい曲ですよね。
新潟のデビュー曲にしてもいいじゃない、といまだに思っていることは内緒にして、公演のアンコール後にまた聞けることを祈りつつ新潟行きを検討いたします。

何か新潟方面にお仕事ないかなぁ・・・新潟在中の中小企業の経営者層の方々、ぜひわたしと一緒に、IT目線で企業改革、してみませんか…?

とお誘いしても、新潟は残念ながら遠いです。
八王子在中なので、車だと高速道路の便がいいため300キロちょいですみますけれど、それでも谷川岳を超えてから新潟市内までが遠いのです。
新幹線だとなおさらです。
MAXときに乗ったときの高揚感は何物にも代えがたいですけどね。

もっと公演やってくれると嬉しいのですが、意外と新潟って公演多くないんですよ。
単にタイミングが合わないだけ、かもしませんが、もうちょっと劇場やその周辺施設を有効活用できるといいのでは?と診断士的目線ではい。

分野は異なれ企業組織にとってもアイドルにとっての劇場と同様もしくはそれ以上に、土地や建物、機械といった有形固定資産の有効活用が必要なわけですね。

ということで、BtoB業態の中小企業の経営者層も有形固定資産の有効活用をいろいろ想像したくなるコンテンツを数多くご提供していこうと思います。あ、有形固定資産の有効活用といえば、夢は自社ビルを建てること!
という方もいらっしゃるかもしれません。
資産が増えるだけでなく、融資を受ける際の抵当権の設定など、財務会計上も重要な施策ですからね。ただ固定資産税もバカにならないので、慎重に検討してご利用は計画的にお願いいたします。
いざとなったら売り払って、テナントして借りるという全日本女子プロレスっぽいこともできるわけですし。

そしてひなたん、もっと生で見たいよまほほんと見たいよ出張公演してほしいよ。きっと会いに行きます。大好きです。



2.今回のテーマは?

それでは、本題のコンテンツについてです。
財務会計第4回目のテーマは、「財務諸表から読み取ろう!(1)損益計算書・貸借対照表⑦」です。

シリーズものとして、ついに後半戦に突入です財務会計。前半は様子を見て、勝負は後半だ!なサッカースタイルでお届けします。
いやもちろん、前半も頑張っていましたけど、後半はさらに加速していく感じでおひとつ、はい。
加速ってあっという間に終わらせること?との不安は一掃、予定。

例えれば、打ち切りの決まったマンガにはならない、ですね。あと5回!と急に書かれて読んでいる方もビックリ、な某少年マガジンの予告は心臓に悪いですからね。
おいおいあと5回じゃまとまらないだろこれ、と思わせておいて本当に投げっぱなしジャーマンで終わってしまった連載も数多くありますが、せめてハッピーエンドかバッドエンドにもっていってくれれば、読者としてはだいたい満足なのです。
頼むから投げ出すな、俺たちの戦いはこれからだエンドだけは勘弁してください。

そう、財務諸表はハッピーエンドで終わる連載と似たようなものです。

財務諸表にバッドエンドはいりませんが、財務諸表の解釈方法はあらゆるエンドあり、なんなら俺たちの戦いはこれからだエンドもアリ、なのです。
中小企業診断士的財務会計としては、財務諸表で経営状態を分析しつつ、将来の事業計画の策定をしますからね。

解釈方法によってはバッドエンドも・・・?もちろん、そのときは明るい未来を描く事業計画を策定支援しますよ!なので、安易にバッドエンドにすれば読者が喜ぶと思うなよ、何を求めているかリサーチしろ、といったマーケティングの専門家からのご指摘は甘んじて受けますけれど、さらっと流してくださいな、と毎度の如く予防線を張り。
この連載はあくまでも、財務諸表を中小企業診断士的目線で解釈して経営状態を把握する、いわゆる経営分析に必要な経営指標の説明となります。

「財務諸表から読み取ろう!(1)損益計算書・貸借対照表」で説明するのは、経営指標のうち12個。
中小企業診断士が最低限使いこなさねばいけない指標です。


経営指標

で、(1)損益計算書・貸借対照表⑦として、今回は財務諸表から読み取れる効率性のうち、有形固定資産の効率性についてお話できればと思います。12個の指標のうち、効率性の赤枠の部分、有形固定資産回転率ですね。


3.効率性、棚卸資産回転率とは?


有形固定資産回転率は効率性を表す指標です。
効率性とは、自社の資本(今回は有形固定資産)を1年間の経営で、どれくらい有効活用していたのかを指し示すものですね。
で、有形固定資産回転率とは、その名の通り、有形固定資産という名の資本が効率的に活用されていたかを、その回転数で表すものです。回転率といいつつ、これまた回数。悲しいけれど、これ、効率性はすべて回転率=回数なのよね。やれやれ。

で、有形固定資産とは、工場や土地や建物といったおいそれと売れない会社の持ち物、固定的な資産のことです。
製造業だと自社工場が多いですから、製造機械含めて有形固定資産が多めになりますね。
逆にサービス業だと賃貸テナントが多いですし、わたしの愛用するマッサージ店とかは、個人の技量なので設備を購入することがあまりないので、有形固定資産は少なめになります。

あ、マッサージって腰痛予防ですよ!決していかがわしいゲフゲフ。
詳しい計算方法を、第1回にも貼ってある貸借対照表と損益計算書の例を基に表します。
効率性では貸借対照表BSと損益計算書PLの両方から求めますね。

有形固定資産回転率=売上高÷有形固定資産(建物・構築物+機械・装置+工具・器具・備品+土地)(回)。

高いほど効率性は高い。自社設備が有効活用できているって証拠なので、これはもう嬉しいですよね。
売上に貢献しない設備が多かったりすると、それって余計な設備だよね遊休しちゃってる?と疑いのまなざしを向けてしまいます。
工場内整理のターゲットになりますね。5Sを徹底しましょ。

     貸借対照表と損益計算書の例では、
     191,206÷7,520=25回、業界的に、機械設備はそれなりに保有しているので、同業他社と比較すると素晴らしい数値で御座います。

この指標、高ければ高いほど効率性がよいって判断されます。なんたって有形固定資産、いわゆる設備が少ないのにも関わらず売上がたくさん稼げるって、売上原価が少ないってことですものね。
まぁIT業界のSES派遣事業ばっかりやっている会社みたいに、設備は少ないけれど人件費が半端なく多くて販管費が膨大、だと考えてしまいますけどね。これもまた、業種ごとに何が有形固定資産になのか?それって売上にホントに貢献しているものなの?を確認する必要がありますね。



貸借対照表

4.では、数値の原因は?どうすればいい?


有形資産回転率が高い低いの原因は、そもそも設備を持っていない以外には下記が考えられますね。

・加工機などの機械稼働率が低く、非効率。
・遊休資産が文字通り遊んでいて、無駄。
・広大な敷地を有するも、キャッチボールでしか使ってない。
そんな原因の理由としてよくあるのは、機械設備の老朽化が進んできたな、加工不良が増えてきたぞ、あらあらメンテナンス費用もかかってきた、動かなくなった機械も増えてきたなやばい遊休設備となってもうた、売ろうにも二束三文だからこのまま眠らせておこう、工場のスペースがなくなってますます製造リードタイムが伸びていく、などですね。
こうやって工場の整理整頓ができなくなり、無駄なものばかり増え、移動もままならず、工場内をフォークリフトが蛇行して走る羽目に、なんてパターンがよく中小企業診断士試験2次試験の事例Ⅲで出題されます。

広大な敷地は他のフットサル事業と絡めてグランドとして活用しましょう、みたいな問題が昔あったような。
でもそんなことってよくあるの?と聞かれると、ここまで極端でなくても、多かれ少なかれ売上に貢献しない固定資産が会社内に眠っていることはあります。会社の内部をスッキリさせるためにも、無駄な有形固定資産は整理していきたいですね。

で。
一般的な解決策は、下記の3つ。

・設備をリストラして、余裕のある工場内に!狭さは敵!
・設備を更新して、加工不良率の低下を!
・新設備を導入して、生産性の向上を実現!


ううむ、あくまでも一般的な解決策ですが、これって資金がないとすぐには難しいですよねぇ。
効率性ってうまく回っていることですから、別に遊休設備があっても老朽化していても、生産性がよければいいのですよ。
また、何かあったときのための予備設備って意味合いもありますからね。

普段は遊んでいても、やるときはやるぜな設備。非常時への備え、リスク管理はどの業種でも必要なのです。
なので、有形固定資産回転率の数字だけでも即時改善したい方は、

・使ってない機械は処分してなくしてしまおう!

ことは、よく考えてから実行して!
大きなのっぽの古時計のような、もうさっぱりやねんまったく動かないならともかく、リスク管理という点からも、急な受注増に対応するためにも、設備には多少なりとも余裕を持たせておくことが必要です。
何かのきっかけで使えるかもしれない設備や機械です、価値0で処分するのはいかにも勿体ないですし、そもそも処分代だってかかりますものね。
大型什器であればなおさら、解体業者に持っていってもらって、ばらすのにいくらかかることか。

動かない設備が物理的に邪魔で生産体制の効率化を妨げているとか、メンテナンス費用の方が更新費用より高いとか、そんな近々の問題がなければ、長い目で見てみましょうよ。

そう。
効率性の改善には、その企業組織に必要な機械設備という有形固定資産をどう扱うか、これを考え適切な機械設備を実現するために、様々な仮説に基づく施策が必要なのです。
理想の生産量と現実の生産量との比較、適切な稼働率となっているのか、遊んでいる時間はないのか、実はダイヤモンドじゃないのか、そんな中小企業診断士が行う企業診断が絶対に必要となるのです。
機械設備の効率が悪い原因は、もしかしたらマーケティングの失敗かもしれませんし、生産管理がうまくいってないかもしれませんし。診断士の出番ですよ!

設備投資を考える前に、まず現状分析ですね。いつまでも勘と経験に頼った機械設備の更新は効率的にも経営戦略的にもどうかな?
と思ってしまうこともあるかもしれませんので、決して直近の数値に踊らされることはしないで、自社の経営状態をあるがまま把握してから、理想の数値に向けて一つ一つ問題を解決していく計画的段取りをしていきましょう。

というわけで、本当に不必要な設備か考えましょうねと機械のメンテナンス方法を標準化しつつ、技術部員での共有化もしないとねと特にマニュアル化を推奨しつつ、次回も経営指標の効率性について説明しようと思います。
ここまでお読み頂き、誠にありがとう御座いました。


5.終わりの雑談


それはそうと、秋競馬開催2週目は3日間開催でしたね!競馬のない休日はAKB公演が奇跡的に当たらない限り本当に退屈で仕方ないので、3連休は毎回3日間開催してほしいところです。

仕事やセミナーの合間でも馬券を予想する楽しみ、買う楽しみ、レースを観る楽しみ、差せ差せそのままと叫ぶ楽しみ、畜生ふざけるなと愚痴をこぼす楽しみ、あんなレース当たるかと悪態をつく楽しみ、プライスレスです。毎週繰り返していることですが、きっとあと数十年繰り返すんだろうなぁ・・・それもまたよし。
しかし今年のカレンダーはやってられませんね、祝日が土曜日に重なりまくりで。

そろそろ労基法を改正して土日を法定休日にしてくれないですかね?もうほとんどの企業で取り入れられているわけですし、週休2日制。
目指せ週休3日制の普及。月曜日の競馬もつつがなく楽しめるよう、森田もお手伝いしますよ!
ちなみに馬券はミッキースワローからめでたく当たるも、3着抜けて馬連のみ。

それにしても勝ち馬は鮮やかでしたね。あのスパッとした切れ味、本番の京都ではますます切れるのでは?と思い。
差しにまわると怖い鞍上ですしね。急に逃げられても怖いですけど、きっと今回のような競馬だろうなぁ本番。
アルアインもさすが皐月賞馬だと王道競馬でいったん抜け出しましたが、最初から勝ち馬にマークされていた感じなので、秋初戦としてはまったく問題なしでしょう。致し方なし。




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