財務諸表・会計分析について

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財務会計 財務諸表から読み取ろう!(1)損益計算書・貸借対照表⑤

執筆者 森田昇 あさみコンサルティング 代表  森田 昇
中小企業診断士、情報セキュリティスペシャリスト。
長年のシステムエンジニアとしてのITキャリアと、数多くの転職経験を強みに
IT経営・人事コンサルティング業務や研修講師独立。
趣味はプロレス、競馬、AKBグループの生観戦。

1.収益を高めるにはエースが必要

財務会計

はい!
「IT目線で企業改革」を標榜する中小企業診断士、42歳の森田昇です。
はい、なぁちゃんです。残念ながらキャッチフレーズはまだありませんので、このコンテンツなんか出だしが硬いな読む気しない、とは思わないでくださいな。

いつの間にか二人になってしまった14期生の三銃士真面目担当にして瀬戸内キャプテン、まっすぐな姿勢とリーダーシップ、そして生来からの真面目さで神7も見えてきましたね。

完璧主義者でストイックな努力家、アイドルとしても人としても王道を歩む道程が報われつつあるのがとても嬉しいです。
安心安全、スキャンダルなんてあり得ないと思えるアイドルの鏡なメンバーの一人なので、ビギナーはまずなぁちゃんの推しから入るといいのでは?なんて思っている今日この頃です。

公演でもスゴイ汗で手抜き一切なし、茶髪のショートカットが凛々しくもあり、可愛らしくもあり。
昔の黒髪ロングも素敵だったけど、ショートカットがあそこまで似合うとはなぁ。
アイドル=黒髪の方程式を軽々と超えていったのが痛快ですわね。

そんなわけで、なぁちゃんはグループ推しの窓口になれる貴重な人材だから大事にしないと、と思う今日この頃なのです。
伝説のユニットであるノーフィアーのように、リーダーとかキャプテンとかボスとか、組織の顔たるシンボルは絶対必要ですからね、それもファンに信頼されるエースが。
分野は異なれ企業組織にとってもアイドルと同様もしくはそれ以上に、自社の入口となる信頼されるエースが必要なわけです。
あなたのファンですって顧客が自ら契約に来てくれる、これが一番ですからね。営業する手間も省けるわけで。

ということで、BtoB業態の中小企業の経営者層も信頼第一、顧客とラポールの形成をしたくなるコンテンツを数多くご提供していこうと思います。
あ、ラポールの形成といえば、対面コンサルティング手法の一つで相手との信頼関係構築のことなのですけど、まず相手の話を傾聴せねば!と聞き役に徹していると売り込みに入れず一時間経過…ということがざらにあるので、雑談はほどほどに仕事に関連する話で信頼関係を構築しましょ、と自分を諫め。そしてなぁちゃん、本体や瀬戸内メンバーとキャッキャしているのは本当にほんわかします。ゆうなぁもなぁめぐも大好きです。



2.今回のテーマは?

それでは、本題のコンテンツについてです。
財務会計第4回目のテーマは、「財務諸表から読み取ろう!(1)損益計算書・貸借対照表⑤」です。
シリーズものとして、もう少しで折り返し地点な財務会計です。まだ先は長いですがお付き合いのほど、お願いいたします。
かなり小出しにしているよね、そんなにネタを薄めて回数稼ごうとしているの?などと疑心暗鬼な本原稿の依頼者がいるかもしれませんが、そんな毎週放送のアニメ的手法ではありません。
もちろん、なんという悪魔的設計…ざわざわ、という自画自賛でもありません。

えぇ、いくつもの指標をまとめてお知らせしても、関連性のないものでないとすんなり頭に入りませんからね。
なので関連性の高いものについては、ちゃんとまとめていきますよ!

そして毎週放送のアニメ的引き延ばし手法、あれって毎週連載のマンガに追いつかないように、なんですよねぇ。まさに必要悪。
アニメオリジナル回ってぶっちゃけ原作を超えること難しいですし。
あ、うる星やつらのメガネ回は原作を超越していましたが。と、40歳以上限定話題。

そう、財務諸表も似たようなものです。
財務諸表の作成方法は決まりを超えることが出来ませんし、してはいけませんが、財務諸表の解釈方法は決まりなどない、あっても超えていくことが可能、なのです。

中小企業診断士的財務会計としては、財務諸表の解釈を重視しますからね。
解釈方法に一定の決まりというか約束事はありますけれど、企業組織によってその解釈の方法は無数にある、といっても過言ではないのです。

なので、こんな解釈どうなのよ?といった専門家からのご指摘は勘弁してください、と毎回予防線を張り。
この連載はあくまでも、財務諸表を中小企業診断士的目線で解釈して経営状態を把握する、いわゆる経営分析に必要な経営指標の説明となります。

はい。
「財務諸表から読み取ろう!(1)損益計算書・貸借対照表」で説明するのは、経営指標のうち12個。
中小企業診断士試験の財務会計で覚えないといけない指標です。


経営指標

で、(1)損益計算書・貸借対照表⑤として、今回は財務諸表から読み取れる収益性をまとめてお話できればと思います。
12個の指標のうち、赤枠の部分、売上高総利益率、売上高営業利益率、売上高経常利益率ですね。

3つまとめてかかってこいやー!引き延ばしはしないぜー!


3.収益性、売上高総利益率と売上高営業利益率、売上高経常利益率とは?


売上高総利益率、売上高営業利益率、売上高経常利益率の3つは収益性を表す指標です。

どれもその名の通り、売上高に対してどのくらい利益が出ているか、収益性を分析するときに使うものですね。
売上高はもちろん多いに越したことないですけど、そればかりではいけません。

収益性である各利益率が低かったりすると、いくら売っても儲けが出ない、むしろ売れば売るほど損をする、みたいなことが起こり得るのです。
各利益率が高ければ高いほど、粗利が増えてそこまで売上高が増えなくても経営的に問題ない、そう判断できることもありますからね。

3つの詳しい計算方法を、第1回にも貼ってある損益計算書の例を基に表します。
収益性はPLから、損益計算書から求めますね。

売上高総利益率=売上総利益÷売上高(%)。
大きいほどよい。いわゆる商品の収益性を表します。
業界や業種によって目指す%に違いはありますが、マイナスはやめておきましょう。
金融機関が泣きたくなります。

     損益計算書の例では、
     10,246÷191,206=5%、ううむ、低い。業界的に20%は欲しい。

売上高営業利益率=営業利益÷売上高(%)
こちらも大きいほどよい。いわゆる本業の収益性を表します。
本業が赤字だといったい何で稼いでいるんだ、と金融機関も激おこぷんぷん丸で   す。おっ、一発変換できました凄いなIME。

損益計算書の例では、
     -8,063÷191,206=-4%、激おこぷんぷん丸です。

売上高経常利益率=経常利益÷売上高(%)
もちろん大きいほどよい。支払利息などの営業外収益を含めた収益性を   表します。
本業が黒字でもこれが赤字だと、金融機関も唸ります。まぁ   営業外収益ってほぼ支払利息ですしね。何とかしてよ金融機関、と。

損益計算書の例では、
     1,112÷191,206=1%、かろうじて赤字は回避、です。

この3つの指標、例では営業利益がマイナスなのに経常利益はプラスとなっています。
営業外収益がドカンッと入っているからなのですけど、これってタネを明かすと補助金が入ったからなんですよね。

補助金の活用も中小企業にとって大切な施策です。
国の税金なんかおれっちは使わねぇよ、という男気もいいのですけど、国だって成長が見込める企業にもっと成長してもらっていずれ税金で還元してね、という目的で補助金を出しているので、成長が見込める中小企業はどんどん活用してくださいね。

補助金情報のセミナー、今度やるのでぜひ!あの沖縄での総選挙でも国から補助金が出ていたのですから、皆さまもどしどし申請・採択・活用していきましょう!補助金で困ったときは森田や最寄りの商工会議所、お近くの認定経営革新支援機関や中小企業診断士まで!



貸借対照表

4.では、数値の原因は?どうすればいい?


売上高総利益率、売上高営業利益率、売上高経常利益率がそれぞれ高い低いの原因は、受注減少や安売りによる売上高が減った以外には下記が考えられますね。

・仕入原価が増えた、製造業だと残業増加(労務費は製造原価のため)。
・設備の老朽化でメンテナンス費用増加、残業増加による人件費の負担増。
・金融機関からの借り入れが多く、支払利息が増加。

そんな原因の理由としてよくあるのは、企業の成長を見込んで人をたくさん雇った、設備も古くなったから更新した、けれど売上が伸びず四苦八苦して運転資金がぁ、仕方ない借入金で賄おうって最近の金利低い!

やったぁたくさん借りよう、ぐぬぅ真綿で首を絞められている感じにジリジリ赤字へ、などですね。負のループですな。

収益性は企業経営の本丸です。企業の存在意義の一つは、収益を上げて従業員を養っていくことなのですから。
金融機関も真っ先に損益計算書を確認すること間違いなし、なのです。
それと口座の取引履歴も。ちゃんと従業員に給料を支払うこと、これ大事。ゼッタイ。

資金繰りに苦労しても、従業員の給与遅配は1回しか使えない奥の手だと認識してくださいね。
まぁわたしは何度もやられた経験ありですけどね、ボーナス分割も経験ありです。

自分が財務経理やっているときには、自分の給料を後回しにして仕入先への支払いを優先したこともあり。
社長の給料を後回しにしていい?と聞いたら、家のローン支払い日が給料日当日だからと拒否されまして。
おいおい、住宅ローン一回分の貯えもないんかい、とツッコミたくなりましたよ。
で。
一般的な解決策は、下記の3つ。

・高付加価値の商品開発で売上アップ、生産性の向上で原価ダウン!
・残業なくして人件費を抑制、メンテナンスの効率化!
・短期借入金でなく、長期借入金を借りることで金利を下げる!

とまぁ、あくまでも一般的な解決策ですが、本当に当たり障りのない、どの業界でも通じる教科書的な解決策となってしまいました。
そりゃね、企業組織ごとに商品も単価も原価も違うので、まとめてこれだ!って言えないわけですよ収益性の改善は。

個別診断しないと、財務諸表の数字だけではなかなか解決策も提示できないものです。
なので、利益率の数字だけでも即時改善したい方は、

・借り換えして、金利利息を減らそう!

ことを考えてください!
売上アップの方法や原価ダウンのやり方は、考えるのにも時間がかかりますし、そもそも考え付いた施策が当たりかどうかの判断も即時には難しいものです。
また人件費の抑制は、みなし残業制の導入なども考えられますけど、就業規則の改定は従業員との調整が必要ですし、そもそもそれで本当に抑制できるのか?との思いもあり即効性があるとは言い切れません。
メンテナンス費用についても、これって製造業向けの施策なのでサービス業とか小売業だと日々の業務のマニュアル化で効率化、が考えられますが、現状分析から入らないと難しいので時間がかかります。

そう。
収益性の改善には、その企業組織に適合する様々な施策が必要なのです。まずは現状分析を行い、問題点を把握し、課題を見つけ、施策を打つ。
そんな中小企業診断士が行う企業診断が絶対に必要となるのです。ほぼ経営計画の作成になりますね。

企業診断には多少時間がかかりますから、やはり即効性があるのは借り換えです。

今の時代、金融機関の金利は相当低いですからね。高いときに借りてしまった方は、お近くの金融機関または顧問税理士に相談してみてください。
決して直近の数値に踊らされることはしないで、自社の経営状態をあるがまま把握してから、理想の数値に向けて一つ一つ問題を解決していく計画的段取りをしていきましょう。

というわけで、売上高経常利益率が赤字の場合は金融機関に借り換えをお願いしてみてねとウィンクしつつ、メガバンクよりも地銀がおススメと地味に情報提供しつつ、次回は経営指標の効率性について説明しようと思います。
ここまでお読み頂き、誠にありがとう御座いました。


5.終わりの雑談


それはそうと、夏競馬が終わってしまいましたね。
わずか6週間に短縮されてしまってから夏競馬はあっという間なのです。

気が付いたらもう9月か、一年の三分の二が終わってしまった何かしたっけ?と光陰矢の如しを体感している方も大勢いるかと思います。
昔みたいに、せめて札幌競馬だけでも9月末までやってほしいのですけど、経費的に難しいようなのがとても残念。あまり短縮されちゃうと今年の札幌2歳Sみたいに、札幌デビュー馬の出走0、みたいな事態にもなるわけです。
まぁ函館デビュー馬すら少なかったから、今年は特殊だった、で終わるかもしれませんけど。

地方振興のためにもローカル開催を増やしたり、なんだったら地方競馬場でJRA主催のレースを行ったり、といった大胆な施策もありだと思うのですけどねぇ。今年は仕事だの試験だので新潟遠征できず…まほほんに会えなかった…ええぃ、秋の新潟開催にかける!と決意をあらたにして秋競馬を楽しもうと切り替えます。しばらく新潟のファンファーレ聞けなくなるのは寂しいなぁ。直線競馬当たらなかったなぁ全然。

サマーWIN5は一番人気の勝率がほぼ0というえらい記録を打ち立てましたなぁ。

ちなみに馬券はトーセンバジルから大外一気不発。
今年は関屋記念といい、新潟2歳Sといい、前残り頻発な新潟外回りでしたね。
あ、レパードSもダートだけど前残りか。

分かっていたのに追い込み馬を買ってしまうこの習性、過去の歴史に囚われすぎていますね。
過去よりも現在、そして2分先の未来を予測せよ、を心掛けていざ秋競馬に!それにしても勝ち馬は強くなりましたねぇ、マーベラスサンデー産駒だからあと3年は戦える晩成型だと思いますが、ハンデ重賞を連勝したから秋は中央場所で大きいところを狙いに来るのか、ちょっと休ませるのか、いずれにしてもこの先楽しみな馬ですね。致し方なし。




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