財務諸表・会計分析について

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財務会計 財務諸表から読み取ろう!(1)損益計算書・貸借対照表②

執筆者 森田昇 あさみコンサルティング 代表  森田 昇
中小企業診断士、情報セキュリティスペシャリスト。
長年のシステムエンジニアとしてのITキャリアと、数多くの転職経験を強みに
IT経営・人事コンサルティング業務や研修講師独立。
趣味はプロレス、競馬、AKBグループの生観戦。

1.安全安心なことがファンの支持につながります

財務会計

はい!
「IT目線で企業改革」を標榜する中小企業診断士、あなたもあなたもみーんなの心にさくら咲けー!・森田昇です。

はい、さくらたんです。
福岡は博多の次世代エース、というよりもグループ全体の次期TOP候補の一人ですね。
上位の壁を何枚も破っている彼女、ついにテッペンが見えてきたと思い。順風満帆、前途洋々ですね。加入時からの育ちっぷりを追いかけられた喜びも大きいですが、常にファンと真摯に向き合ってきたぶれない姿勢、本当に尊敬します。

スキャンダルが絶対ない安全安心のメンバーって誰?と言われたらすぐに名前を挙げられますからね。
アイドルという幻想を裏切らない応対、本当に頭が下がります。もうさくらたんとは呼べません、さくらさん呼びしなくては、と思う今日この頃。

そんなわけで、アイドルという幻想にファンがハマるためには、安全安心なことが絶対事項、必須だと言えるのですが、分野は異なれ企業組織にとってもアイドルと同様もしくはそれ以上に経営的に安心安全なイメージは大切なわけです。
いくら資金的に大丈夫だから!最悪国が何とかしてくれるから!と言っても不穏な噂が流れるだけで取引を躊躇される、そんな不幸も実際にあるのです。なぁT芝。あ、これは実際にアカンかも…。不適切な表現で申し訳御座いません。てへっ。

ということで、BtoB業態の中小企業の経営者層も安心安全なイメージ、ではなく正真正銘の数値で安全性を証明できるようなコンテンツを数多くご提供していこうと思います。
あ、安心安全を証明するといえば情報セキュリティ!ですね。
個人情報も取引先の情報もしっかり管理していますよ、安心安全ですよ、との証明をするのに有効なこの連載、ぜひセキュリティ系コンテンツも一読あれ。そしてさくらたん、エルボーコンボ良かったよ!

思わず三沢コールをしてしまう超世代軍全盛のプロレスファンの習性。豆腐プロレス、後楽園のチケット一般発売で何とか当たれぇ…白金ジムの席希望。えふふ。



2.今回のテーマは?

それでは、本題のコンテンツについてです。 財務会計第2回目のテーマは、「財務諸表から読み取ろう!(1)損益計算書・貸借対照表②」です。 シリーズものとして、しばらく財務会計にお付き合いしてくださいませ。
きっと連載回数が10回近くなると思いますけど、セキュリティ系コンテンツのようにちょくちょくまとめも入れますのでご容赦を。

そして、この連載はわたくし中小企業診断士の森田が書いているということで、財務諸表の読み方も中小企業診断士的なものとなります。
もっと具体的に言ってしまえば、中小企業診断士の受験対策で覚えた、実務でも使える指標の説明となります。
なので公認会計士や税理士といった財務会計の専門家からの詳細なツッコミは勘弁して下さい、と予防線を張りまくり。

あくまでも、財務諸表からから読み取れる数字から経営状態を把握する、いわゆる経営分析に必要な経営指標の説明となります。
はい。

「財務諸表から読み取ろう!(1)損益計算書・貸借対照表」で説明する経営指標は12個となります。
固定比率も入れようか考えましたが、固定長期適合率があればよし、と考え。

経営指標

で、(1)損益計算書・貸借対照表②として、今回は財務諸表から読み取れる安全性のうち、短期安全性についてお話できればと思います。
12個の指標のうち、短期安全性と書いてある赤枠の部分の2つ、当座比率と流動比率ですね。


3.短期安全性、当座比率と流動比率とは?


当座比率、流動比率ともに短期安全性を表す指標ですけど、当座比率には超短期、との枕詞がありますね。
その名の通り、この比率が低いとそれこそ6ヶ月以内に赤信号!?な指標ですので真っ先に取り上げてみました。

ちなみに流動比率は1年以内に黄色信号が点滅!?です。それはですね、すぐ返さないといけない流動負債(買掛金か短期借入金)を、すぐに資金化できる資産(流動資産)で賄えるかを見る指標だから、です。

双方の詳しい計算方法を、第1回にも貼ってある貸借対照表の例を基に表します。

当座比率=当座資産÷流動負債(%)。
大きいほどよい、目指せ100%以上。200%あると安全、70%切っていると危険水域。

     当座資産=現金・預金+受取手形+売掛金+有価証券-貸倒引当金
     貸借対照表の例では、
(46,769+4,283)÷9,245=552%、素晴らしい数値ですな。

流動比率=流動資産÷流動負債(%)
大きいほどよい、こちらも目指せ100%以上。200%だと安生もとい安心とプロレスネタ、70%切っているとイヤン。

     貸借対照表の例では、
     54,448÷9,245=589%、いやぁ素晴らしい。健全経営ですなぁ。

この2つの指標、違いは棚卸資産を含むかどうか、になります。
なので製造業や卸売業では、当座比率より流動比率が相当高くなる可能性ありですね。

棚卸資産、いわゆる在庫のことですけど、在庫がある方が指標的にはいいですが、余りにも在庫が滞留しているとそれはデットストックになるわけで。
指標だけでは分からないこともありますが、そんなときはここ3年ほどの財務諸表の指標を比べてみてくださいね。

詳しくは棚卸資産回転率のときに説明しますが、デットストックにもダイヤモンドがあるかもしれません。
デットストックダイヤモンドの4人、大好きです。平民出馬宣言をぜひ総選挙公式ソングに!っと。


貸借対照表

4.では、数値の原因は?どうすればいい?


当座比率・流動比率とも、低い場合の原因は下記が考えられますね。

・現金が足りない。
・短期の借入金(1年以内の返済)が増えている。

そんな原因の理由としてよくあるのは、運転資金が不足がちだから短期借入金で賄うという綱渡り経営や、原材料の高騰で多くの現金が必要になっているが価格転嫁できないよ助けて、などですね。

また、注意しないといけないのが、売掛金はすぐに回収できるものなのか?とか、不良債権じゃないよね?とか、棚卸資産は劣化して売り物にならないことはない?とか、流動資産がその価値をちゃんと保っているか確認しないといけないことがあります。

資金繰り的にゆとりはある?との視点が大事です。
で。

一般的な解決策は、下記の3つ。

・現金を増やす!
・売掛金をすぐに回収する!
・短期借入金を借り換えて長期借入金に!

ううむ、あくまでも一般的な解決策ですが、いきなりヤレ、は難しいなぁコレ。
なので、流動比率だけでも上げたい方は、

・在庫を増やす!

ことだけはしないで!
これぞ資産の水増し、粉飾決算への道です。ついでにキャッシュフローの視点ではマイナスの行為でもありますし。

そう。
数値に踊らされることはしないで、自社の経営状態をあるがまま把握してから、理想の数値に向けて一つ一つ問題を解決していく計画的段取りこそが、一番大事なことなのです。
と、早くもこの連載の結論を書いてしまった~。致し方なし。

というわけで、短期安全性が70%切っているとビビる気持ちはよく分かりつつ、だからといってちょっと数値弄ってみようと軽い気持ちで粉飾しても、借入先の銀行はすべてお見通しなのよと注意喚起しつつ、次回も引き続き経営指標の安全性について説明しようと思います。
ここまでお読み頂き、誠にありがとう御座いました。


5.終わりの雑談


それはそうと、8月はずーーーーーーーっと雨ですね。
昨日も今日も明日も雨雨雨、傘が手放せない今日この頃、電車内に忘れてしまう事象が多発していますね。

小倉はそうでもないですけど、札幌と新潟は雨の影響受けまくりですよ。
水はけが東京競馬場と同じように素晴らしい新潟競馬場でさえ、雨で芝コースは内を空けて回ったりしていますからねぇ。
札幌なんてダートが超超高速馬場で、前に行かないと勝負にならない状態に。
芝コースも重たそうで、これはいつぞやのレッドリヴェールが勝った札幌2歳Sのときのような泥んこ馬場になりそうな予感…ああなると、もはや予想できなくなるんですよねぇ。
ダートは単に前を狙えばいい、となるのである意味予想がラクになりますがエルムSはあの着順を当てるのは難しいなぁ。
なので新潟の関屋記念を力一杯。

ちなみに馬券はブラックムーンから何事もなく終わり。
まさか新潟芝まで行った行った行ったの道中1-2-3番手で決まるなんて予想できず。
もしかして、新潟競馬場も東京競馬場と同じように、路面が乾くのは内からで雨が上がったときは前内枠有利なの?と今さら気づく有様。
勝ち馬は逃げ楽勝か逃げ惨敗(二桁着順)かの気持ちいい逃げ馬ですので、次回の好走のタイミングでは買えていますようにと祈り。致し方なし。




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